史上最強の哲学入門 (SUN MAGAZINE MOOK)
史上最強の哲学入門 (SUN MAGAZINE MOOK) / 感想・レビュー
徒花
久しぶりの再読。かなりかいつまんだ説明ではあるが、とにかくわかりやすくておもしろい。しかも、章ごとに「真理」とか「神」とか「存在」とかについて、過去から近代まで人々がどのように考えてきたのかを俯瞰的に知ることができるのもよい。そしてなんといってもこれまでの哲学入門書に圧倒的に足りなかった「バキ分」がそこそこ組み入れられているので(内容を読んでみると案外、バキ分は少ない)、とりあえず哲学がどんな学問か学ぶならば読んでみて損はない一冊。
2016/02/16
とも
とても分かりやすく興味を持たせてくれる楽しい内容だった。 4つの大きな命題について歴史を追ってそれぞれの哲学者の考え方を戦わせていた。 登場人物が多くて一人ひとりの内容が少し薄く感じた。 気になった哲学者をさらに深く知りたい。
2021/10/13
カザリ
昔から好きだけど、やっぱりソクラテスっていいわあ。熱いわあ。なんか吉田松陰的な感じも。。次の猫の名前は、ソクラテスだな。。きちんと読みたいと思ったのは、断然ニーチェ先生。入門書から読んで、深めたい。。対話したい。。あと、トマス・アクイナス。この人の本持ってるんだけど、今になって読みたい。なんか、信仰って言われたら、終わるみたいなとこ好き。半ばユング的なオカルトだよね。いいと思う。あと、マルクス。頭よすぎ。すごいわ。。読みたい!!あと、レヴィナス。。あれ、この人たち、学生時代に挫折した人たちばっかね。。
2016/12/31
MAEDA Toshiyuki まちかど読書会
哲学って知の格闘技だったのですね。例えが秀逸ですごく面白くて一気に読んだ。宗教改革(教会が免罪符を売りさばくのはいけないと思います運動)の説明最高!!高校の倫理の時に読みたかった。
2017/04/02
Lee Dragon
入門書なので出てくる哲人について詳しくは書かれてないですが、非常にわかりやすく面白く書かれています。特に、考えさせられたのはマルクスの項で現在の新自由主義で飽和してしまった状態をどう打開していくかを考えされました(まだ答えは出ません)。ニーチェの項でも、自分が何かの目標無くただ日々の生活を坦々とこなしている未人であるという事を意識せずにはいられませんでした。本当はやりたかった事を合理化して諦めてきた自分にとっては、読んでてかなり辛いものでしたが、これからを考えるいい契機になりました。
2015/12/31
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