シティ・オブ・グラス City of Glass (ラダーシリーズ Level 5)
シティ・オブ・グラス City of Glass (ラダーシリーズ Level 5) / 感想・レビュー
SOHSA
《購入本》英語多読55冊目。新年最初の読了本。とても興味深くある意味とても面白い作品だった。ポール・オースターという作家は今まで名前だけしか知らなかったがこの作品を通じてその思想、考え方が明解に理解できた。探偵小説ではあるが結局何も解決されず謎は解明されない。それが不気味な余韻となって読後の行間にいつまでも漂っている。一面、それは純文学的でもあり、それがストーリーを難解にしている原因のひとつでもある。作者はポストモダン作家と呼ばれることも多いらしいが、確かにポストモダン的ではある。(→)
2019/01/01
ラウリスタ~
ふー疲れた。夜通し読んでしまった。かなり面白い。アメリカ文学に対して印象がまた変わった。原文で読むのってこんなに面白いんだ。分からない単語が巻末に載っているのも助かる。あんまり引かなかったけど、いくつか物語り進行上重要な単語で、分からないのがあったから。それにしても、ラダー・シリーズってこんなに使えるとは。個人的にはペンギンより敷居が低いし、外れがなさそう。
2012/09/01
watershed
途中までもっともらしい展開なのに、それまでの前提がガタガタと崩れ始め、主人公すら溶けていってしまうかのような崩壊ぶりが素晴らしい。
2019/10/08
garyou
主人公(だらう)の足跡を地図上でたどりたくなつてくる。文具好きとしては赤い手帳が気になるなあ。
2017/05/20
ボウフラ
不思議な物語だった。結構よかった。70点
2015/06/06
感想・レビューをもっと見る