トンデモ大予言の後始末
トンデモ大予言の後始末 / 感想・レビュー
おぜ
時代の狂騒に対して、同じ時代に騒ぎたてるのも後の時代に知らん顔するのも簡単だろうけれど、狂熱が収まった頃に腰を据えて検証するのはなかなかできないこと。色々な観点からとても面白かったが、個人的には「恐怖の大王」の予言をきちんと当時のフランスの言語・常識・地理などの背景を元に解釈した内容に驚いた。「タカ派的なポーズで諸外国には煙たがられるが国民の人気は稼ぐ政治家と、穏健外交で周辺諸国には歓迎されるが国内では弱腰と不安視される政治家が交代でトップを取り合う時期が続く」って、ひょっとしてこの予言当たってたんじゃ?
連盟
デタラメなノストラダムス本批判の集大成。特に笑ったのは金田一少年 vs MMRキバヤシの下り。…色々な意味でタブーですよね、この対決w
2014/02/20
クランチ
大予言がもはやお笑いのネタにすらならない今から見てみると、 まさに世紀末は狂奔の時代だったのだとしみじみ思う歴史的資料の価値が 高い一冊。週刊誌のノストラダムスSEXカレンダーとか、あまりにトホホなノストラダムス特別展など「そんなものあったのね~」と 日本人の商魂のたくましさに感心してしまう。ただ気になったのが、著者の山本弘の態度。あまりにも上から目線の物言いが多く、読んでいて気持ちのいいものではない。『トンデモ本の世界』では そんなことは感じなかったが、山本先生、人のことはあまり言えない気がする。
2013/07/14
臓物ちゃん
「MMRvs金田一」を読むためだけに買った。最高に輝いてやがるぜ。
2012/06/20
penguin
本棚。就寝前にちまちまと読んでました。久し振りに読みましたが、陳腐化してないですね〰。この本がというより、終末論&陰謀論がですが(笑)。どれだけと学会やその他の懐疑論者さんたちが啓蒙しても、この手に踊らされる人は後を絶たないよなぁと脱力感です。 面白がる分には良いんですけどね(^^;;
2011/07/24
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