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なぜ大人になれないのか―「狼になる」ことと「人間になる」こと (新書y)

なぜ大人になれないのか―「狼になる」ことと「人間になる」こと (新書y)

なぜ大人になれないのか―「狼になる」ことと「人間になる」こと (新書y)

作家
村瀬学
出版社
洋泉社
発売日
2000-09-01
ISBN
9784896914887
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なぜ大人になれないのか―「狼になる」ことと「人間になる」こと (新書y) / 感想・レビュー

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佐島楓

なぜ人は人を殺すのか。なぜ少女は売春をするのか。ここまで明解にこたえが書かれた文章を、私は今まで読んだことがなかった。とても良い本だった。

2014/10/30

ryuetto

評価★★★★

2002/02/11

あずまやだらく

哲学をしていりゃあ、世界の真理に触れられる。まあなんともご丁寧にありがとう。典型的な哲学バカである。哲学とは、人を嫌い、周囲を見下すところに終着しがちだ。おそらくはゼミの教科書か何かだろう。とりとめもないことを、先生は偉いんだぞう、お前たちは一読してもわからんだろう!とばかりに書いてある。エセ哲学文学研究のできそこないを笑いたければ読むべきか。

2017/05/07

boyblue

大人と子供。人間と獣。人間は人であり、動物だから二面性がある。著者はそれを狼になると表現している。いいか悪いかではない。人を人とみたさなければ人はどこまでも残酷になれる。大人はそれを隠すがそれは真実ではない。幼くもなく大人に目覚めようとする時に人は教えてやらねばならない。このことを伝えるのは困難で、すぐには理解できないかもしれない。ゆえに真実は歪められ、人は殺してはならないというルールだけのステレオタイプな教育が今日も行なわれている。疑問に思うことを塞ぐのではなく、なぜ疑問に思うのかいっしょに考えろ。

2010/03/24

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