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紙幣は語る (新書y 39)

紙幣は語る (新書y 39)

紙幣は語る (新書y 39)

作家
中野京子
出版社
洋泉社
発売日
2001-09-01
ISBN
9784896915648
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紙幣は語る (新書y 39) / 感想・レビュー

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みなみ

紙幣に描かれている図柄の特徴を紹介したり、肖像の人生を紹介する新書。2001年刊行なので、少し情報としては古いけれど、アフリカの動物のお札だったり、日本ではあまり知られていない女性の等身大の姿がよく分かった。成し遂げた偉大なことだけでなく、恋愛や子育てのことだったり生活に密着していて親しみやすい。紙幣に描かれている人物の性別は、男性対女性が9対1とのことだけれど、これからは段々と女性が増えていくのかな。

2022/10/03

アノニマス

日本の紙幣には長らく女性が選ばれていないと書かれていたので発行年を確認したら2001年のものだった。その頃はあまりお札を見ることがない年頃だったので気付かなかったのだと思う。 モンテッソーリは教育方法の名称だと思い込んでいたので実在の人物だったことを初めて知った。お堅い人なのではと想像してしまったがそうではなくてとにかくエネルギッシュな女性。外国には建築物や動物の紙幣もあるけど日本は多分これからも偉人から選んでいくんだろうな。

2024/07/18

あさらん

中野京子が好きで絵画関係の著書はほぼコンプしたので、他に面白そうなのがないかなーと。2001年刊で、ユーロ導入前で5000円札が樋口一葉になる前だから古いなあ感がある。第一部は「ところ変われば紙幣も変わる」。紙幣は偉人たちの肖像がだろうと思ってきたけど、世界的にはそうでもないそうです。アフリカ各国では肖像画ポジションに動物が来てるのが多いそうな。威厳があまりない気がする。第二部は紙幣を飾る「偉い女性」たち。日本ではまったくマイナーな偉大な女性たちについて解説があり勉強になりました。

2014/12/04

JINKO@灯れ松明の火

15-113【図書館】久し振りに図書館で借りました。中野京子さんの未読本を読みたいと思ったけれど、hontoでは取り扱っておらず、Amazonのマーケットプレイスでは定価より高いお値段になってた。船橋市の図書館ではここしかない!と、二和向台まで遠征しました。開架にはなく、地下の書棚から司書さんが持ってきてくれました。ありがとうございます!成る程、2001年発行だから内容が古すぎたんですね。時は流れてカダフィとフセインもおらず。リラもフランもマルクも姿を消しました。

2015/06/11

チューリップ

世界各国の紙幣について語る本。女性はほとんど紙幣の顔にならないって書いてあり、この本が出た当時はまだ樋口一葉がお札の顔になる前なので時代はちょっとずつ変わっているんだなと感じた。他の国ではどうなんだろうか。後半の紙幣の顔になった女性たちの人生を語っている所が興味深かった。

2020/10/26

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