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頭はよくならない (新書y 82)

頭はよくならない (新書y 82)

頭はよくならない (新書y 82)

作家
小浜逸郎
出版社
洋泉社
発売日
2003-03-01
ISBN
9784896917123
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頭はよくならない (新書y 82) / 感想・レビュー

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テツ

脳味噌の良し悪しだけに限らず人にはそれぞれの限界がある。「諦めなければ夢は必ず叶う」みたいな誰も信じていない嘘を平気で口にすることもそんな嘘で自分を誤魔化すこともせず、しっかりと自分の限界点を理解しなければ必ず不孝になる。自分の領域とその中での立ち位置をきちんと把握して、現実的な強さを育て上げていくことが大切なんだよな。バカが賢い人間と頭の良さで競っても勝てる筈がない。自分の得意なフィールドを見つけてそこで戦うことは卑怯でもなんでもない。

2021/08/18

ラスコリ

著者の意見は「頭はよくならない」ということだった。 頭はよくならないのに、あたかもよくなるという考えは欺瞞とまで主張している。 性能の良いカメラを例に出し、大事なのは自分の性能を知ることであると。 その性能の範囲内なら勉強に意味があると。 その範囲内を知るために、偏差値は大事なものだと。 輝ける場所で輝けということか。

2014/06/30

かなりん

頭はよくならない。不得意なことに執着せず、自分の限界を見極めろ。そうすれば安らかな毎日が送れる。という内容でしたが、わたしは諦めません。

2010/11/21

ヘンリー

身も蓋もないことを、これでもかというほどハッキリ言ってくれるのが、この著者の魅力。でも、この本は品がないね。せめて日垣隆ぐらいの芸がないと。

2010/01/13

ryo_zz

意外と面白かった。「頭はよくならない」という暗黙の了解を前提とした教育を施さなければならない、というのが本書全体の主張なのだが、2章「私(筆者)は頭がよい」、3章「頭の悪い知識人を斬る!」といった脇道にそれた内容も案外楽しく読める。2時間くらいで読む本としては大満足。

2011/03/02

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