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子どもは判ってくれない

子どもは判ってくれない

子どもは判ってくれない

作家
内田樹
出版社
洋泉社
発売日
2003-09-01
ISBN
9784896917598
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子どもは判ってくれない / 感想・レビュー

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takaya

【メモ】今の若者は、来るべき「あまりぱっとしない日本の未来」に順応すべく、貧しく、慎ましく、しかし、それなりに互いに扶助し合うような生き方のモデルを模索しているように私の眼には見える。職業選択とは「出来ない事」「やりたくない事」を消去したあとに「残った事をやる事」。どのような場所であれ、そこで獲得できる社会的リソースは、そこで過ごした時間の密度と、そこに投じた努力の対価である。漠然と過ごした時間に対しては誰も「値札」をつけてはくれない。敬意は他人から受け取る前に、自分に敬意を払わなければならない。

2011/08/02

糸くず

日ごろから内田樹先生のブログを読んでる者としては、おなじみの思考が多いけど、読むと思わずうなってしまう。最初の前書きに出てくる「正しいことを言ったからって、伝わるわけではない」という言葉はガツンと来る。しかし、この本の内容は7,8年前にかかれたブログが中心になってるけど、内田樹先生は思考がまったくぶれてない。先生というよりは「師匠」と呼ぶのが近い気がする。

2009/12/11

のすけ

相手を沈黙に追い込むためだけにある『呪い』の話に納得。 難しい話を簡単にしてしまうことの弊害、ためになりました。

2016/10/14

しぃ

ひとつひとつの文章は説得力があり、その考えも心地好いのだが…やっぱりblog本は好きじゃないなあ。読み応えがありません。タイトルに惹かれたから読んでみたけど、無理矢理引っ張り出した記事はまとまりがない。blogはblogでリアルタイムに読むべきなんだろう。次はちゃんと書かれた本を選ぼう。

2012/09/13

さえきかずひこ

三度目の再読。ためらいの内田学。とてもよい昆布茶と海苔巻きで済ませた遅い昼飯のあと、開け放した窓から涼しい秋の風が吹き抜けて、「ああ洗濯物干さなきゃ」と思いつつも床に寝転びながら読むのにおすすめ。

2010/10/17

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