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やっぱりバカが増えている (新書y 96)

やっぱりバカが増えている (新書y 96)

やっぱりバカが増えている (新書y 96)

作家
小浜逸郎
出版社
洋泉社
発売日
2003-10-01
ISBN
9784896917628
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やっぱりバカが増えている (新書y 96) / 感想・レビュー

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阿部義彦

夫婦別姓論争の馬鹿馬鹿しさ、マスコミの子供の犯罪に対する過剰な程(実際は減っている)の取り上げ方(結局売らんかな)など社会をめぐる非常識をバッサリと切り捨てており大変痛快です。ゆとり教育の戦犯は第一に「ミスター文部省」こと、寺脇研大臣官房審議官(当時)その人である等容赦ありません。また恥知らずの性教育(男女を同じ部屋で着替えさせる等)成程と思うことが多いです。教育に関しては理由など説明せずに問答無用、国語の時間なんだから漢字の書き取りをやれ!で良いと私も思います。自主性など百年早いわ!と私も思います。

2015/11/12

尋日

並行して読んでいるダニエル・ベルとちょっと内容が重なっていた。やっぱり産業構造が変化して、自然ではなくもっぱら人を相手にすることが仕事となってしまったことが、コミュ力過信の世界観を醸成し、子どもたちにも影響を与えているという分析。木が切り倒せるようになったとか、組紐が編めるようになったとか、そういう分かりやすいオトナの基準がなくなったことは大きい。どうやって働くということを今の教育の中に滑りこませていくべきなのか。ボランティアもいいんだけど、それでは補えないことも見なければならない。

2012/11/28

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