大槻ケンヂのプロレス・格闘技世紀の大凡戦! (洋泉社MOOK)
大槻ケンヂのプロレス・格闘技世紀の大凡戦! (洋泉社MOOK) / 感想・レビュー
印度 洋一郎
およそスポーツと名のつくもので、「凡戦」について熱く語って一冊の本が出来てしまうのは、プロレス(と総合格闘技)ぐらいなものだろう。ここで取り上げられているのは、馬場VSラジャ・ライオン、猪木VSミスターX、曙VSボブ・サップなどなど、見ていて「ん~・・・」と頭を抱えたくなるような試合ばかり。それでも語りたい、否、だからこそ語りたい。名勝負ではない、凡戦にしか無い、この味わい。これこそ、プロレスという文化の豊饒さだと思う。あまりの底抜けぶりに笑っていると、最後のインディー団体の底辺な風情にホロっとした。
2014/02/25
もーりー
名勝負の影に凡戦あり。となるのはどんな競技、スポーツでもあるのだろうが、プロレスや格闘技はその凡戦すら話題になり話のネタになるのはすばらしいところだと思う。名勝負と迷勝負は表裏一体なのだ
2022/06/04
ブルーサークル♪
残念な大人たちが残念な試合を語る本。そして、読んでいる私も残念な大人なので、とても楽しめた。プロレスはいろんな観方が出来るから楽しいのだ。
2012/05/23
ヨローリン
ラジャ・ライオンを調べる必要があって、久しぶりに読み返した。
2014/07/07
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