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〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 (映画秘宝コレクション)

〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 (映画秘宝コレクション)

〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 (映画秘宝コレクション)

作家
町山智浩
出版社
洋泉社
発売日
2005-12-20
ISBN
9784896919745
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〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 (映画秘宝コレクション) / 感想・レビュー

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タミイ

「ブレードランナー」「未来世紀ブラジル」「ビデオドローム」の章が目的だったが、この金字塔3本以外もすべて解説が素晴らしくとても面白かった!映画会社が主導権を握りハリウッドが「夢量産工場」に戻った80年代のアウトサイダー職人監督達による8本を紹介。記憶を鮮やかに蘇らせる場面説明、分かりやすい解説と撮影裏話、監督達の生の声や哲学、時代の背景的文化や教養知識。クローネンバーグ本人ですら分からない?「ビデオドローム」(昔あの訳分からん感の虜になった)の解説は必読級!「ブレードランナー」のポストモダン論も良かった。

2017/04/30

A.T

前作「映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで 」で映画深読みは十分かな、などと勝手に結論だしてたのですが。1980年代カルトムービーにも、実はこんなにも見るツボが仕込まれてた。。。ロボコップ、スターシップトゥルーパーズは完全にスルーしてました。現在、作家性の乏しいテレビドラマみたいな映画ばかりと嘆くくらいなら、さっさと80年代のおさらいをするべきだったなー、と気付かせてくれました。

2016/05/08

すいへい

前作の「映画の見方がわかる本」よりも見てる映画が多かった。映画は背景を知ると、より面白い。ただ、町山智浩の最新の映画についての解説はラジオ番組なんだけど、ネタバレ避けなきゃならないし。この本みたいに鑑賞後のネタバレありでのじっくりとした解説を聞きたい

2014/03/17

たー

なかなか面白かった。これに取り上げられた映画を見直したら、また楽しめそうだ。

2012/09/15

Bartleby

論じられている8作品を全部観てから読んだ。この本がきっかけにならなかったら「ロボコップ」とか「グレムリン」は観ないままだったかもしれない。自分で観たときには分からなかった、当時の政治的状況の影響やキリスト教的なモチーフなども説明されていて、それを読んでから改めて観ると一度目以上に楽しむことができた。中でも、ジェイムソンやミルトンなどを絡めながら語られる「ブレードランナー」論は明快なだけでなくその語り口にも臨場感があって一番刺激的だった。

2014/02/28

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