編年体大正文学全集 (第15巻(大正15年))
編年体大正文学全集 (第15巻(大正15年)) / 感想・レビュー
那由多
1926〜1927年に発表された、小説・戯曲・児童文学を28篇、評論・随筆・座談会・日記を23篇、詩・短歌・俳句は多数。679ページ2段組、重量1.2㎏。開いておくのも一苦労だったが、名前も知らなかった作家さんの文章にも沢山触れられ、実り多いものでした。いきなり15巻を選んだ理由は、自分でも不明です。
2020/11/03
もっさん
横光利一著『ナポレオンと田虫』のみ読了。皮膚病にかかってしまったナポレオンの話。病に苦しみ、女性に怖がられ、戦争に没頭する事で全てを取り戻そうとする。戦禍が拡がるほどに、ナポレオンの腹に巣食う田虫の活動領域も拡がっていく。 田虫は痒みを伴う皮膚病なので、苦しむ様がどうしても滑稽になってしまう
2011/07/10
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