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つくることば いきることば

つくることば いきることば

つくることば いきることば

作家
永井一正
企画 仁科幸子
出版社
六耀社
発売日
2012-03-03
ISBN
9784897377018
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つくることば いきることば / 感想・レビュー

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アキ

日本を代表するグラフィック・デザイナー。作品はニューヨーク近代美術館・東京国立近代美術館などに収蔵。見開き左側に銅版画、右側に短い言葉から成る。さまざまないのちを描くことで真理や永遠を描こうとする。生命に対する畏敬の念から生かされていることに感謝しているが、心の空洞のような飢餓感から生きものを描く。新たなものを創造するには既成概念を捨て自分自身を裏切りすべてを捨て去ること。個性化され自分のアイデンティティから発しないと世界に届かない。老いを充実させることは、心を充実させることにかかっている。御年91歳。

2020/10/21

けんとまん1007

芸術であり、まさに哲学。タイトルの「いきることば」が沁みる。いのちへの畏怖と、あたたかな眼差しが交錯する。何気ない平易な言葉で紡がれているからこそ、伝わってくる深さが違う。一番、心に響いた言葉は「末梢神経を刺激するものが多くなっている。そこに気持ちよさはあっても、心には響かない。」。ここに拘り続けたい。

2022/10/18

たっきー

今に生きることを大事にしている人の言葉。重みがある。とどまることなく、過去にとらわれることなく毎日を過ごしたいと思わされた。

2016/03/19

かりん

5:《不可思議な銅版画と、凛と立つことば。》ギャラリーショップでひとめぼれ。銅版画の横にシンプルながら凛と立つことばが並んでいて、すーっと入ってきました。動物と植物とが一体となったような不思議な世界観の銅版画。また、元々グラフィックデザインをしていた人らしい、一見普通のことばの先にも届ける先の私たちが見えている感じに惹かれました。「つたなくてもいい。一生懸命は尊い。」「(前略)うんと上手になって自由を得るか、下手でもとらわれない自由を得るか。」「創作は、自分を狭めていくことでしか開けていかない。」など。

2015/05/31

Yoshie S

私は雑念が多いなぁ、と改めて感じる。断捨離にも茶の湯の世界にも通じる世界観。ぎゅっと小さくなってみたらいいのだと思う。

2016/03/13

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