磯崎新と藤森照信のモダニズム建築談義: 戦後日本のモダニズムの核は、戦前・戦中にあった。
磯崎新と藤森照信のモダニズム建築談義: 戦後日本のモダニズムの核は、戦前・戦中にあった。 / 感想・レビュー
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大江作品好き〜藤森先生好き〜のレベルの私にはとても読み応えがあり、目から鱗の連続。序説にある「あまり触れられることのない、日本の建築家がどのように戦中戦後を切り抜けてきたのか」を視点に8人の建築家を中心に語られています。帝国主義の体現や戦後のモダニズム一辺倒など大きな流れの中にあって、建築をどのように定義していくか、表現していくか。今まで出来上がった作品だけを見てましたが、誰に師事し、袂を分かち、どんな思想を持ち、誰に影響を与えたかを知り、より深く建築を考えるきっかけになりました。
2017/05/29
鯨、或は山田
近代からの日本建築史を彩る大物達の、イデオロギー的な立ち位置がその足跡も含めて、両氏の分析的な見方で語られる。これは貴重。
2017/07/17
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