AILA: 川内倫子写真集
AILA: 川内倫子写真集 / 感想・レビュー
aoki
中図書自宅。この人の写真好きだな。茫漠とした色合いも好きだけど、時々どきりとさせるような一瞬がある。いつもと違う質感だったりとか。そして、それがどこにでもあるような風景だったりするのがすごい。ぼーっとした毒気。そういうのが一番恐かったりする。
2009/08/01
へのへの
営む、自然が、生命が! 写真だから瞬間を切り取っているのに、動きを感じた。動きというか蠢きを。自然の、生命の、胎動を。「存在」それ自体のエネルギーを。「存在」からほとばしるエネルギーを。写真を観続けていくと、写真達が集い編まれることで、相互に作用し、点が線を、線が面を、面が空間をつくるように、私はこの『AILA』に「地球」を感じた。そして「地球」を感じることにより、個々の写真達に、より、自然や生命のエネルギーを感じるのだ。写真を続けて観ることで、自然や生命の営みを感じるのだ。自然や生命の重さを感じるのだ。
2019/06/20
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