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こども部屋のアリス

こども部屋のアリス

こども部屋のアリス

作家
ルイス・キャロル
清川あさみ
新津保建秀
金原瑞人
出版社
リトル・モア
発売日
2013-03-08
ISBN
9784898153574
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こども部屋のアリス / 感想・レビュー

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yanae

清川さん挿絵の絵本。今回はアリスです。初めての立体作品のよう。確かに挿絵に奥行きがあってとっても素敵。それに人形が表情豊かで衣装もかわいいし、アリスの世界観が表現されていると思います。刺繍だもん、お人形の洋服がかわいくないわけがない♡翻訳もすごくよくて、読みやすかったです。挿絵では今まで読んだ清川さんの作品の中でも特に好みでした。あぁ、当時やっていた展示会、知っていたら絶対行ったのに~!絵本でこんなに素敵なんだから、ほんものはきっとなお…。無念。素敵な1冊でした♡

2019/03/01

ままこ

清川さんの布や糸、ビーズを使ったキッチュで立体感あるアンティークな色使いの挿絵が魅力的な絵本。〈アリス〉の内容はこども向けに構成は変えず長さを4分の1にしてある。訳は金原さんで語りかけ口調。脳内で山寺宏一さんの朗読で聞こえてきた。装丁が絵本好きの大人の女性に好まれそうだからか私が借りた図書館では児童書コーナーではなく一般書コーナーに置いてありました。

2018/02/01

みずたま

MOEのアリス特集で紹介されていた本。子どものために原作を短く書き直したものなので、各章がダイジェストになっている。清川さんの立体的な挿絵が新鮮で素敵でした。人形や衣装、スパンコール、ビーズに刺繍など…可愛らしいものが大好きな女の子にはピッタリかも。清川さんのアリスは垂れ目なのが個性あって可愛いのですが、原作の印象が強いのでちょっと違和感があったかな。

2015/08/29

たんたん(休みます)

絵本だからと軽い気持ちで読み始めたらビックリ!内容もぎっしり詰まっていた。これは、子供には無理ではないかと思ったが、金原瑞人さんの訳がうまくて子供の心をきっと惹きつける。ちょっと文が長くなったら、〜をどう思う?と問いかけてきたり、「挿絵をみてみよう」と言って絵に興味を持たせたり。挿絵が斬新でアリスはリカちゃん人形みたい。服や景色は布やビーズやスパンコールでキラキラ。煌びやかな人形劇のようだった。手がけたのは清川あさみさんで「アナと雪の女王」の刺繍アートも公開されていたようだ。刺繍アートに興味ある方はぜひ。

2014/06/26

らん

ルイスキャロルの物語の構成をかえずに4分の1にして子供達のために書き直したアリス。布や糸、ビーズ、スパンコール、人形を用いた立体的な作品は可愛らしく不穏な空気も感じながら不思議の世界に入り込めます。不安気なアリスの表情を見ていると少し可哀想な気分になってしまうのですが。アリスの涙を表現した作品が可愛い♡涙の池やキラキラのテーブル、トランプの嵐の表現も素敵。レースやスパンコールがあしらわれたアリスのドレスがページ毎に変化して本当に素敵で可愛らしくて眺めているだけで楽しい♪他の清川あさみさん作品も読みたいです

2023/02/26

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