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光の子ども 1

光の子ども 1

光の子ども 1

作家
小林エリカ
出版社
リトル・モア
発売日
2013-12-05
ISBN
9784898153758
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光の子ども 1 / 感想・レビュー

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ぐうぐう

目に見えないものを描くとき、そこには想像力を要する。そしてその想像力は、喜びや哀しみといった感情がもたらせるものだ。放射能をテーマにする『光の子ども』は、目に見えない放射線を、感情を出発点とする想像力を駆使し、描く。2011年に生まれた少年を主人公にしていることでも明らかなように、小林エリカの感情のひとつは、東日本大震災での原発事故で生まれたものだ。黒澤明は映画『夢』の1エピソード「赤富士」において、降り注ぐ放射性物質を赤く染めた。小林エリカは、それを光として描写する。(つづく)

2020/10/10

ツキノ

X線、放射線、マリー・キューリーの研究、命名した放射能、ショパンの「革命のエチュード」、ロイ・フラーというダンサー、ラジウムの発見、ボヘミア地方ザンクト・ヨアヒムスタールで発見された銀、ウランの発見、1900年のパリ万国博覧会などなど…歴史上の事実と「光」という男の子、「真理」という妹の現在が交差する。いったいこの先どうなるのか…?巻末には年表とブックリストがあり。マリー・キューリーの娘、エーヴによる伝記、これを機に読まないと。

2014/01/19

pandakopanda

図書館本。西加奈子さんの『まにまに』より。テーマは放射能について。現代の日本に住む光、猫のエルヴィンと1900年代に生きるマリ・キュリー。時代背景を説明しつつ、放射能の歴史を紐解いていく。続けて2巻へ。

2019/03/23

etcetra

コミックという形式を使って縦横無尽に歴史をキュレーションするような感じにはまりました!

2014/03/11

シュウヘイ

今の自分の理解力では難しかった

2022/06/07

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