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時の過ぎゆくままに

時の過ぎゆくままに

時の過ぎゆくままに

作家
佐々木史朗
松田広子
高崎俊夫
田中ひろこ
出版社
ワイズ出版
発売日
2018-11-15
ISBN
9784898303221
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時の過ぎゆくままに / 感想・レビュー

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まさやん80

劇団から始まり、ATG、アルゴプロジェクト、オフィスシロウズの社長をし、更には教育にも従事する。多くの新人監督をデビューさせ、そのプロデュース作品は綺羅星の如く。そんな佐々木さんが、これまでの仕事について語る。飄々とした語り口だが、その実績はすごい。人を活かすということを徹底してやった人だと思う。この人がいなかったら、日本映画の歴史は変わっていただろう。

2019/04/07

Zen-zen

先日亡くなられた映画プロデューサーの佐々木史朗さんへのインタビュー。あまりに面白くて衝撃的。佐々木さんが凄いのは、映画作りが好きなのにそれにのめり込み過ぎず、一歩さがった地点から全体を見てること。映画作り以前に「いかに生きるか」が頭にある。 佐々木さんの部下でプロデューサーの佐藤美由紀さんの「脚本家や監督が構築してきたものを、ガラガラガラッと壊すことを言うんですね」「ある意味、不思議ちゃんですよね。天才だって(笑)」との言に納得。脚本の打合せで佐々木さんの邪心のない指摘を受けた脚本家が動顛して吐いたと。

2022/05/11

Mitsuhito Shiraha

佐々木史朗さん、かの「8時ダヨ!全員集合」のスタッフだったとは。先日お亡くなりになった黒澤満さんと共に同時代を走りながら日本映画を形づくった来し方がよく分かる。黒澤氏が撮影所を拠り所にしたのに対し、それ以外の場所で発信し続け、そして成功したという事だろう。負債と共に露と消えたプロデューサーは同時代にごまんといる事を思うと、冷徹な資金管理とパランスの良い制作体制があってのことだろう。二人の脚本家が佐々木氏のひと言で「吐いた」と言うくだりに戦慄する。

2019/05/22

hideko

時代の流れとその時々の作品集。

2019/02/19

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