木久扇のチャンバラ大好き人生
木久扇のチャンバラ大好き人生 / 感想・レビュー
gtn
著者がチャンバラを心底好きなことは、伏見扇太郎に触れていることからも分かる。かつてスターだった伏見が、昭和四十年以降スクリーンから姿を消したのは、柔らかく華奢な彼がバッタバッタと人を斬るのが不自然とみられたからと著者は分析する。いや、分析というより、リアルタイムに伏見を見てきた著者が、そう実感したのだろう。しかし、時代劇の黄金期にいた著者の心の片隅にしっかりと残されていたため、活字となり、この世から消え去ることを免れたのは、彼にとっても、後世にとっても幸運である。
2021/02/16
Nazolove
ついファンなため拝読させていただいた。 度々落語で聞いたり笑点で観たりしていたネタの一部が出てきて、全く知らない世代としてはへーこんな人いたんだーとか、あーこの人いたなーとか色々思い出すことがあった。 そして今更ながらラーメンの他にも色んなことやられる方なんだなと思った。 度々出てくるイラストも素敵だなーと思った。 キャラ崩れるけど今度木久扇さんが落語を語るなんていう本が出てきたらおもしろいな、なんて思った。 後個人的に思ったのは、本出すペース早いなーと思った。(笑)
2020/10/02
Gen Kato
木久扇師匠、絵がうまかった(漫画家志望)だったんですね。恥ずかしながらはじめて知りました。自分もチャンバラ好きなので共感しながら読み(歌いながらひとを斬るスターへのツッコミに笑いつつ)。後半は師匠の自叙伝。楽しい一冊でした。
2022/04/22
孤灯書屋
⭐️⭐️⭐️
2024/08/14
kaz
図書館の内容紹介は『チャンバラのウワサを聞けば、血が湧き、肉踊り、すぐにそこへ駆けつけて、幸せな時間を過ごす。林家木久扇がチャンバラ映画の魅力と、自身のこれまでの波乱万丈な歩みを、イラストや写真とともに語る』。チャンバラ関係は基本的には往年の名スターの写真を眺め、三船敏郎等、気になる人の解説だけを読んだといった程度。むしろ本人の経歴や笑点の裏話等の方が面白かった。
2020/10/04
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