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琉球怪談: 現代実話集

琉球怪談: 現代実話集

琉球怪談: 現代実話集

作家
小原猛
出版社
ボーダーインク
発売日
2011-02-01
ISBN
9784899821960
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琉球怪談: 現代実話集 / 感想・レビュー

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ゆみきーにゃ

《図書館》沖縄のお話しが読みたくて手にした一冊。戦争に関するお話や心暖まるお話など、読みやすかった。沖縄の独特の方言が味を出してる。

2017/05/29

あっくん

沖縄旅行中に知り合いの所で少し読んで、続きが読みたくなり沖縄で購入。怪談本ですが、ほのぼの系が多いかな。

2016/09/11

あたびー

沖縄の出版社から出ている、ほんまもんのうちなー実話怪談本です。マンガの方に入っていた話の元ネタはこの本に多く入っていました。漫画の方は少し変えてある部分があるようです。見返しの写真のオーブは本当にきれいです。彼岸や先祖霊、戦争の傷跡が常にすぐ隣に存在する沖縄の暮らしの怖さと暖かさを感じることができます。有名な沖縄の妖怪キジムナーが、戦後は滅多に見られなくなったというのは寂しい限りです。魂が蝶々になって現れると言うのはとても素敵でした。

2021/01/25

ネムコ

「キリキザワイの怪」が面白かったので続けて手に取りました。こちらも興味深かったけれど、ちょうど百話にするために同じ体験者の話を何分割にもするのはいただけませんでした。沖縄っぽさも「キリキザワイ」より出てなくて残念。発行日をみると「キリキザワイ」の方が六年も後に書かれたものでした。なるほど、順調に腕を磨いていらっしゃるんですね。

2018/05/15

澤水月

沖縄に初旅、丑三つから糸満(沖縄戦の激烈な戦跡に近く本島最南端)の真っ暗な海眺めつつ味読。キジムナー、生と死のあわいが曖昧地続きに感じられる話、著者自身の古本業の話も。初めて世に出た昔話や民話と一線画す沖縄の現代実話怪談の嚆矢で一頭図抜けている。処女刊行が東日本大震災のわずか数ヶ月前。その後の著作より優しく暖かく不思議な話が多い。自分が信頼する書き手の方が映像映画写真出身多いのが不思議…本著者小原猛、平山夢明に黒木あるじ、山怪の田中康弘…文章も皆手練れで映像を文字化できる人々は現代のシャーマンなのだろうか

2017/09/29

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