適当男のカルタ 〜純次のことわざブック〜
適当男のカルタ 〜純次のことわざブック〜 / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
ことわざを高田純次が駄洒落でもじり、それの解釈をした本。全て下ネタである。高田純次の本の中でも最もくだらないのではないかと思わされる。しかし合間に『適当男のノスタルジア』というエッセイが挟まるのだが、これが本当にちょっと切ない気分にさせられる。切ないエッセイとくだらない本題の落差で笑わせる趣向なのかも知れないが、高田純次の余り見せない一面が伺える。昔『元気が出るTV』で東大に落ちて泣いた男の子の肩をすかさず抱きしめた高田純次を思い出した。その男の子は早逝し、純次は葬儀で号泣したそうだ。噂だが。
2015/04/21
かず
★★★★Audible。爽快な生き方。痛々しいダジャレも多いが、それを突き抜けている。
2017/11/08
ゆるまる子
Audible。本人朗読なのでずっと笑いっぱなしでした。ほぼ下ネタなのにいやらしくなく面白いのは、高田純次さんにしか出来ない。俺この前2、3才だったのにもう70才だよ何してんだろとか。適当と言われる高田さんだけど「愛のある適当」じゃないとダメだよって。確かに。こうして笑わせるのに幼少期の話もありお母さんとは一度会ったきりで早くに亡くなられた事。祖母、父、自分の3人で暮らしていた事が綴られている。高田少年の頃も知れた。(2023-197)
2023/10/24
エイサノオト
絵も適当だがなかなかうまい。
2013/04/18
カッコー
「60過ぎてて下ネタばっかりで適当な人だ。」そう思った時点で策略にはまってしまっている。自分に求められている役割をしっかり分かっていて、それを演じきれるとてもクレバーな人だと思う。 じっくり読むと真面目なことも書いてあるし、楽しめる内容だった。こんな大人になりたい・・・いやなりたくないか。
2011/08/30
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