犯罪の見取図
犯罪の見取図 / 感想・レビュー
袖崎いたる
別役実さんがお亡くなりになられた…のとは関係なく、「犯罪」で検索したら出てきたのでチェック。戯曲家らしく実際に起きた事件を関係のドラマツルギーから読み解いている。序文で、犯罪とは時代の無意識と我々の無意識とを映し出している、とある。なるほど!いっしゅの精神分析的な営為として犯罪研究はあるというわけか!おおよそ扱われているのは1980年代の事件だけれど、犯罪研究家・別役実の舌鋒を確かめられる一冊になっている。
2020/04/09
金北山の麓に生まれ育って
これが別役実の代表作じゃないんですよね...雑誌の書きなぐりの時評の寄せ集めで彼のファンならいいのかもしれないけれどとっちらかっていて面白くなかったです。選び間違ったかなぁと思います。
2019/08/01
感想・レビューをもっと見る