小説ドラゴンクエスト2 上: 悪霊の神々 (エニックス文庫 36)

ちぃ。

技術力が高いファンタジー小説だと感じました。

2022/12/24

ようへい

なぜか図書館の特集コーナーにあった。他のナンバリング作品はなし。ドラクエⅡしかない。導かれている予感がした。私の頭の中に精霊ルビス様の声が響く。「さあ、この本を借りるのです。」そして訪れる超次元的選択肢。「この本を借りますか？」二択の概念が覆る。「いいえ」を選べば無限ループに陥ることは言うまでもない。これがドラゴンクエストだ。私は妙に納得し、その本を手に取った。そして触れた瞬間に『モンスター物語』や『4コママンガ劇場』などの懐かしい匂いや情景を思い出し、私はここではないどこかへと旅立ちました。

2022/03/01

神尾裕太＠もう資格持ち

ドラクエⅡのノベライズだが、この本の上手いと思わせるのは、状況的に三角関係が形成されてもおかしくないのをしっかりと表現したこと。そして、それぞれの性格の個性を具体化させることで、パーティーというシステムが組まれたドラクエⅡならではの個性を形成させたのは押さえ所として確かな点である。また、アイテムを集めて進行しなくてはいけないポイントを何とか、渡りに船という形で集めていく所はこの原作ゲームの難易度故に納得せざるを得ない面は多大にあった。設定は相変わらず細かく創られており、さらには長旅であることを意識（続）

2013/01/22

洪七公

既読本

1992/09/08

葵堂

表現はかなり子供の読者を意識してる感じだが、世界観を壊さないよう充分配慮しつつ、物語を紡いでいる。縁戚にある三人の主人公たちの間に恋愛要素やコンプレックスなんかも重ねているのを蛇足と読むか厚みと読むか。

2009/09/16