とっても奇蹟な日常
とっても奇蹟な日常 / 感想・レビュー
バニラ風味
興味を持って手にとるファンタジーの翻訳者に、井辻さんの名前をよく見かける。どんな方のだろうと思っていたら、こんな本が。本人は自分に対して「正しいと思っている方に流れる」、また、「正しいと思うことが本当に正しいのか」と考えが深い。また、ある種の音楽やスピリチュアルに詳しい。マニアックと言うか…。翻訳をするようになった訳などを知り、世の中にこういう方がいるんだ、と感心。井辻さんの訳した本を読んだことがある方は、読んでみると面白いと思います。
2021/01/31
sa-ki
井辻さんがエッセイも書いていたとは知らなかった。エルリックへの愛が仕事さえ引き寄せてしまうとは。宝地図キルトの話も興味深い。宝の地図的なことは私もやったことがあるけど、ひと針ひと針思いを込めてキルトを作るとより願いが叶いそうだ。このエッセイ読んでたら、井辻さんって魔女っぽいなぁって感じた。
2014/09/04
Satoko Muta
ファンタジーにどっぷりはまっていた10代のころ、いちばん好きだったのがこの人の訳した『アイルの書』や『炎の天使』だった。いま読むとバシャールとかアファーメーションとかいった言葉がぞろぞろ出てきて、ああ、最初の刷り込みはここだったのか、と再確認。思えばヴォイスの名前を覚えたのもこの本でした。
2012/06/13
くさてる
ファンタジー作家、訳者らしく、肩の力が抜けた少し不思議な感覚を生かしたエッセイ集で読みやすかった。個人的にはスピリチュアルな部分は敬して遠ざけたい部分もあるのだけど、そこもやりすぎず、抵抗感なく読むことが出来た。もう少しこの人の文章を読んでみたいと感じた。
2012/03/29
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