OLはえらい
OLはえらい / 感想・レビュー
大福
数えきれない程再読している本。益田ミリさんの初期のコミックエッセイ。初めて読んだ時は、結婚はしていたが正社員で働いていた時期。帯に「会社辞めたい時もあるけれど、もう少し続けてみようと思うことがある」この言葉に何度、うん!うん!と励まされました。この歳になっても時々再読しては懐かしい思い出や、辞めずにパート頑張ろうとそんな気持ちにさせてくれる一冊。
2018/08/23
ぶんこ
ミリさんのOL時代が描かれていました。とても家庭的で昭和の匂いが漂っていて「あるある」満載。男性は終身雇用で年功序列で出世。女性は職場の花と言われつつ、雑用に追われる日々ながら、結構気楽に過ごしていたと感慨深い。面白かったです。
2018/02/07
ひろさん
パソコンを会社に導入するのでその講習会、ありましたー。バレンタインのまとめ買いありましたー。お茶代集め、ありましたー。ってあるあるばかり。バブルがはじけた頃のOLあるあるですね。 なんとも懐かしい。今じゃセクハラ、モラハラあるあるになっちゃうけれど当時はそれが普通でしたね。益田ミリさんのデビュー作に近い作品。絵が若くてほのぼのしました。
2017/11/01
シルク
益田ミリさんの初期の作品。主人公はロバのOLさん。アハハとさらりと読める、だけど実はぎゅうぎゅうに濃い。本を閉じてからその後、本のここあそこが効いてくる。その後のわたくしに投げかけてくる、読んだ彼方の時間から。p.96が好き。ロバ子、映画を見て帰った晩、台所のお母さんに話す――今日ね、リカちゃんと映画見てきた。すごい人で人気あったよ。でね、でね……お母さんその度、あらとかまあとか、うんとか。「こんなふうに話を聞いてくれる人がいる今、この時、わたしはきっと幸せなんだろうなー ながい人生の中でも」(p.96)
2018/08/07
Rie
春夏秋冬のOL生活。ロバ山さんは入社6年目。お茶汲み、仲良しの同僚、クセのある上司。彼氏がいないことに悩んだり、自宅通いのちょっとした甘え、社員旅行。少し羨ましく思えちゃう。ただ、人間関係とかはやっぱり何処にいてもあまりかわらないんだろうな。
2015/01/11
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