KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

活発な暗闇

活発な暗闇

活発な暗闇

作家
江國香織
出版社
いそっぷ社
発売日
2003-04-01
ISBN
9784900963184
amazonで購入する

活発な暗闇 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

江國香織が、無秩序に、偏って選び集めた詩集。活発な暗闇。それは強靭さにつながる「弱っちい」感じ。

2020/12/12

まさむ♪ね

いつも素敵な感想でわたしを魅了する読友さん二人がたて続けに読んでおられたので、釣られて。活発な暗闇。まずはなんとも言えず妄想力をかき立てられるそのタイトルに惹かれてしまう。して、その中身はと言うと、これがもう一癖も二癖もある詩の数々がところ狭しと並べてありまして、わたしの妄想力はさらにさらにかき立てられました。そして、とうとうホイップクリームできました(きもち固め)。さあ!召し上がれ、シェフ江國による「力強すぎる」言葉のフルコースを。

2015/01/30

星落秋風五丈原

江國 香織テイストの「なんのテーマもなく、かなり無秩序な無論ひどく片寄った」力強い詩のアンソロジー。

2003/06/21

マリカ

詩集の最初に私の大好きな、レイモンド・カーヴァーの「ぼくの船」が載っていたので、もう間違いない!と思って買いました。一気に読むのはもったいないので、詩を1つか2つ読んでは、寝かせて、また1つか2つ読んでは寝かせて、を繰り返していたら、最後まで読むのに3年くらいかかってしまいました。我が家の本棚の暗闇で瞬いていましたよ、この詩集は。詩集の最後の方に日本にはあまり紹介されていない詩人の詩が、江國さんの訳で載っていました。私もいろいろな詩人の詩を開拓して、自分のお気に入りを見つけたいなと思いました。

2012/03/06

sasa-kuma

酒井駒子さん挿絵の新装改訂版のつもりで予約したら旧版でした。収録内容はいっしょみたいです。たくさんの色々な人の詩がおさめられているのに、江國香織色を感じる不思議。1番好きなのはリチャード・ブローディガンでした。それからレイモンド・カーヴァー。このふたりはなんだか江國さんの小説の中で生きているような気がしました。ほかにはずっと読みたいと思っているウンベルトサバ(須賀敦子訳)、そして私的に意外なところでは中原中也!!

2016/02/03

感想・レビューをもっと見る