世界の恋愛詩を読みかえす
世界の恋愛詩を読みかえす / 感想・レビュー
野の花
挿絵に惹かれて借りました。特に葉祥明さんの絵が好きです。思春期にハイネやゲーテ、仏語を習っていた青春期にはヴェルレーヌなど読んんでいました。ケストナーはあまり知らないなと思っていたらやっぱりロマンティックな詩人ではなかったようです。ロマンティックな私が一番好きなのは大昔?からゲーテの「すみれ」です。
2018/11/26
しろ
海外の詩は馴染みがなかったので、読んでみた。「恋愛」というテーマの詩は時代や文化が違ってもよく知った感覚になるので面白い。ハイネ、ヘッセ、ディキンソン、リルケ、コクトーの詩がとても自分の持つ恋愛に対する世界観に寄り添ってくれる内容だった。西洋の詩はどれを取ってもロマンチックだが、「恋愛」を芸術にするなら何処までもロマンチックな方が好きなので、これを機にもっと他の詩にも触れたくなった。
2016/01/18
のほほんなかえるさん
◆ありきたりな言葉にでさえ力を与え、羽ばたかせる。人はその力を持つ者を詩人と呼ぶ。世界の詩人の恋愛詩を素敵な挿し絵とともに。◆失恋続きの詩人たちの悲しく燃える恋の歌。ハイネ、ヘッセ、ケストナー。◆対して、ゲーテ、ディキンソン、ホフマンスタールには大らかな面をみる。◆一見難解に見せて直球のブレイク。 ◆優しさが感じられるリルケ。◆狂おしく語りかけてくるアポリネール。 ◆現実離れした感のあるコクトー。◆全11人それぞれの恋愛詩。それぞれの詩人を読み返してみるきっかけになりそうだ。
2015/11/04
かー
この本の翻訳は、実にわたし好みでした。
2014/06/10
やぎ
さらりと読めた。わかりやすく訳されているのが良い。
2018/12/21
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