高校生からのフロイト漫画講座
高校生からのフロイト漫画講座 / 感想・レビュー
anco
精神分析の創始者フロイトの生涯について説明されたマンガ。精神分析とは抑圧された欲望を解放し、理解しようとすること。これらはすべて喜び。さまざまな症例とエディプス・コンプレックスやユングとの対立などについて書かれていました。フロイトとは「喜び」という意味。
2015/09/04
ねこ
絵が可愛い。フロイトって無意識を発見した人っていうだけの認識しかなかったけど、これ読んで色々知れてよかったです。
2015/09/04
またの名
「先生に会いたくて遠くから来ました。子供たちはどう育てればいいのでしょうか?」「どう育てようと、うまくゆくことはありません」などというフロイトのシニカルな達観を、絶妙に再現。シュールレアリズム的な芸術寄りの漫画ながら、エッセンスの大事な部分をよく強調できてるのはフランス的。「エディプスを演じる去勢する母親、抑圧されたものの回帰…同性愛のカップルに育てられた子供は落ち着きがない」「アホらしい! 私の名を使って何という馬鹿なことを! 失せろ!」と現世の濫用に憤慨する天国のフロイトは、実際に言ってそう感が強い。
2022/01/31
アルタイル
フロイトや精神分析に触れる一冊としては読みやすい。理論などを詳しく学ぶにはまた別の本に触れるのも良い。
2014/12/07
Sleipnirie
精神分析を作ったフロイトの伝記漫画。 とてもコミカルで宗教に反発する姿とか面白いネタいっぱいあるけど、理論の方は他の入門書を読んだほうが分かりやすいかも。あと、解説担当である岸田秀の文章からフロイト一番大好きっぷりがめっちゃ伝わってくる。
2014/04/12
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