葉隠物語
葉隠物語 / 感想・レビュー
優希
『葉隠』をベースにした歴史小説でした。『葉隠』は読んでいなかったのですが、それでも佐賀藩に残した影響の大きさなどが掴めます。『葉隠』はいつか読んでみたいですね。
2023/12/19
アッキ@道央民
久々に読んだ歴史小説。今年直木賞を受賞した著者の作品を読んでみたいと思い図書館で借りて来ました。 佐賀鍋島藩の創成期。武断政治から文治政治に変わりつつある時代にあって、主君のために命をかけて忠誠心を捧げる家臣達の想いには頭が下がります。葉隠の語り手山本常朝の真っ直ぐなまでの生き方は男としても魅力を感じました。
2013/07/08
detu
1/13〜16了。図書館より。「武士道は死ぬことと見つけたり」で有名な『葉隠』そのものを読んでいないが、これを読んで佐賀鍋島家の成り立ち、佐賀藩の歴史、気風、風土がよく分かり伝わる。近頃ハマり安部龍太郎。これも拾い物だった。
2023/01/16
ともくん
鍋島武士の教科書。 鍋島武士の矜持だ。 山本常朝『葉隠』を娯楽性に富み、且つ、分かりやすく、当時の武士道とは何か描いた。 武士道とは―死ぬことと見付けたり。
2018/05/13
ピンクピンクピンク
『葉隠』は鍋島藩氏山本常朝が口述した初代藩主直茂から三代光茂までの間の鍋島武士、曲者達の昔語を筆録しまとめたもの。本書は二十三話からなる物語の頭に『葉隠』からの一節が引用され展開される構成。語られる「武士道」が潔く、義に暑くて格好良い。信義に心血を注いで生きた登場人物の様が実に爽快です。
2017/06/14
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