霊界物語第6巻 (霊主体従 巳の巻)
霊界物語第6巻 (霊主体従 巳の巻) / 感想・レビュー
姉勤
いよいよ大洪水が発生し、有史以前の地球は大海に呑まれる。善神も悪神も差別なく罹災し、 そして差別なく(多少のバチはあるが)救済される。その大海の上空、天浮橋から日本列島創造は 古事記の通りだが、色々オプションが追加されている。災厄を招いた邪の氾濫を正すため、宣伝師 が多数活動する。徐々に神々に混じり人間が出てくる。そして教義となるような説教が登場人物 により語られる。毎度展開される、出口節(神がそれをしていると思うと笑えるが)と呼べるような都々逸のような文体は声に出して読みたい日本語。
2021/09/17
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