霊界物語第19巻 (如意宝珠 午の巻)
霊界物語第19巻 (如意宝珠 午の巻) / 感想・レビュー
姉勤
玉照姫、玉照彦というシンボル的な神様が揃って、前巻までのまとめの様な本巻。信心もなくダラダラと読んでいた自分でも、少し感動してしまう。永く敵対しながら、前巻で同情的に描写されていた、高姫、黒姫が改心する。普段戯言やギャグを弄する小物的キャラクターも、嘉言を宣うようになり忠義を認められ聖人(のようなもの)に列せられる。後半、なんの説明もなく古い和名に慣れた世界に、コロンボ、テルヂーなる人物(外国人かも不詳)が登場し、自然に馴染んでいるのがこの作品群の骨頂(世界中を旅しているときでも現地人は和名だったのに)。
2022/09/09
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