霊界物語第20巻 (如意宝珠 未の巻)
霊界物語第20巻 (如意宝珠 未の巻) / 感想・レビュー
姉勤
新キャラクターの天の真浦(アメノマウラ)を巡る、今までの神話的な物語から、親子の情や夫婦の和など、俗世の善行的な物語になる。芝居がかった生き別れの親子の再会など面白いが、毎度のこと、誰が誰やらとなっていく。窃盗や殺人などの明らかな犯罪者よりも、多くの人を惑わし、悪行を誘発する宗教家や学者の方が極悪人だという噺は、現代のメディアを含めれば膝をうつ言葉でもある。
2022/10/02
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