よせやぃ。
よせやぃ。 / 感想・レビュー
ピラックマ
とにかく箴言として響く言葉が一杯。流石です。 「人間力」=人間が理想の可能性を描き得る力。 どんなにつらくても苦しくても、生きる方向に矢印を向けなければ人間の生き方じゃない。
2017/03/31
ゆーや
2012年26冊目。 故吉本隆明さんと本の編集グループによる5回に渡る雑談を集めた本。 歴史・思想の知識が足りずついていけない部分も多かったが、 強調ポイントを平易な言葉で繰り返し語る吉本さんの独特な語り口のおかげで、エッセンスは強く残った。 人間が理想の可能性を描き得る能力である『人間力』と、 「明日お前が大臣になってみろ」と言われて、今自分のいる場所ですぐ答えられる準備の力『構想力』、 これを半分の人が持つようになったら自然に社会が変わっていくという考えがとても印象的。 賛否や実現可能性云々ではな
2012/03/20
Sai
著者の本は本書が初めてなので、取っ掛りとしては非常に入りやすい対談形式での内容。人間力・構想力と本書において重要な要素が入っている表現で、各々人間が理想の可能性を描き得る能力、 並びにそれを実現する為の準備力と説く。これらを世の過半数が持てば、自然と社会は変わるという世界観には惹きつけられる。
2015/01/15
akane
自意識があるか、自意識に響くかどうかで文学作品の良し悪しが決まるんじゃないか、というくだりが興味深かった。自意識=持続性・永続性がある、ということらしい。偶然性を排除した必然、とも。
2014/09/11
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