UK 77
UK 77 / 感想・レビュー
MO
大竹伸朗の77年英国滞在時の写真とスケッチ。それと張った物。大変良すぎて切なくなった。一枚一枚は大したことがないのだけれど、リズムというか、やはり量で、伸朗さんがどれほどロンドンにいるのを楽しんでいたのが伝わる。写真ってとった人の気持ちがこんなにも伝わるメディアなんだ!スゴイ!人の後ろ姿が多いのはシャイな人が写真を撮るとこうなる。「至近距離で目の当たりにする英語のゴミの表面に気持ちがかき乱され、こんなものが路上にタダで落ちているくらいなら、いくらでも何かを作れるような気がした」
2022/03/20
ULTRA LUCKY SEVEN
パンクの風吹くロンドン、、、かと思いきや、淡々と静かなロンドンの町並み。ちょっとパンクのポスターが出てくるぐらいで、あとはゆったりやさしいモノクロの写真が続く。「後ろ姿の写真」が多いのが若き大竹さんのシャイさを語っている。後半の貼付けコラージュが一つも大竹さん作のものがないのに、見事に大竹ワールドになっている。まだ過激なコラージュではないですが、この時点で「グッと」来ます。
2010/09/22
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