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ドボク・サミット

ドボク・サミット

ドボク・サミット

作家
萩原 雅紀
大山顕
石井哲
長谷川 秀記
佐藤 淳一
石川初
御代田 和弘
ドボク・サミット実行委員会
出版社
武蔵野美術大学出版局
発売日
2009-04-11
ISBN
9784901631822
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ドボク・サミット / 感想・レビュー

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更紗蝦

ダムや工場などの人工的な構築物の魅力を伝えることよりも、マニアを自負している人たちが「俺たちゃこんなにドボクを楽しんじゃってるぞ」とアピールすることを優先している本です。収録されている写真は芸術性やユニークさを追求しているわけではないですし(ただし鉄塔を真下から見た写真は面白いと思いました)、ジャーナリストの視点で“取材”しているわけでも専門家として“解説”しているわけでもないのなら普通に“感想文”を書けばいいのに、「面白い文章」でウケを狙おうとして滑っています。

2015/11/21

nbhd

【鉄塔を真下から撮影した写真】がすごかった。

2022/04/20

doji

土木をドボクとすることで娯楽化し、あたらしい視線を注ごうとするのはとてもいいことだな思いつつ、工場萌えあったり時々女性的なモチーフで建造物を見る視点に男性的なホモソーシャル感もあって、なんともそこは少し気になった。とはいえ女性の登壇者もいるし、土木界隈の女性の活躍を推しだそうという向きもみたりするのだけれど、まだまだ開かれた業界となるまでには距離があるのかもしれない。そのための一歩としての本としても読める。

2021/09/07

BananaBoyfriend

鉄塔、ダム、水門、団地など無味乾燥と思ってた構造物をじっくり観察して、個々の思想や意思や物語を見つけたとき、感動する。見えてるけど見てないものは身の回りにまだまだありそう。

2020/09/20

okaka

風景の中の異物としてのドボクは確かに大変面白く興味深いものではあるけれど、対象が「異物」である限り一つのポップカルチャーとして盛り上げようとする動きには何やら先行き怪しいものを感じなくもなし。それがカルチャーとなってしまった途端、その異物性は失われてしまうのではないかと思うのだが。

2013/03/11

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