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偽善入門―浮世をサバイバルする善悪マニュアル

偽善入門―浮世をサバイバルする善悪マニュアル

偽善入門―浮世をサバイバルする善悪マニュアル

作家
小池龍之介
出版社
サンガ
発売日
2008-09-01
ISBN
9784901679916
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偽善入門―浮世をサバイバルする善悪マニュアル / 感想・レビュー

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そらねこ

偽善であったとしても「偽」の部分ではなく「善」の部分にポイントをおけばよい。善の割合が増えていけばよいのだ。道徳に関する見方については疑問が。後の章で語られているように、道徳についても受け取る側の受け取り方によってかわってくるのではないかな。【図書館本】

2017/05/09

わたなべたけし

世の中に偽善でない行いはないとする内容。ウェイトが偽か善に置かれているだけのことであり、それをどう捉えるかは結局自分の心の持ちようにあるとする内容。 内容はかなり偏ってはいるが、結局は自分の普段の行動や考え方の重要性を謳っており、 所謂自己啓発本の域にある。よって、理解はできるが、なかなか実践は難しいように感じる。

2014/09/21

Humbaba

完全な悪というのは物語にしか無いものであり,また,それと同じように完全な善というのもまたほとんどありえない.そのため,世の中にある物事のほとんどは善と悪の混じった偽善でしかない.その善悪をうまく使いこなすことが,ストレスの少ない人生を送る秘訣である.

2011/11/21

テツ

動機がヒロイズムのためだろうが他人から良く思われるためだろうが世界にとってプラスになる行いならばそれは善だ。偽善を恥じることも慎むこともない。ガンガンやればいい。そしてそうした対外的な(偽)善の積み重ねとは別の問題として、自分の内側に渦まく良からぬモノに流されないように自戒し自律し、自分自身だけが確認できる善なる存在に至るために日々を積み重ねていく。外に向けてのものとうちに向けてのものとの二種類の善。その違いを理解し同時に内包できるよう意識して生きていく。最高善に至ることはできなくてもそれを目指すこと。

2023/09/05

ダグラスまま

偽善でいいから恥ずかしがらず、面倒がらずに善行を重ねると、自分の悪い思考回路が遮断されてくるよ、という話。たしかに自分が一番楽したくて、好きなことをずっとやっていたいもんな。世の中には小さな悪がはびこっているのです。でも、クサイにおいを嗅いで、クサイと感じたら悪って…笑笑笑!小池さんのいう穏やかな心にはほど遠いですが、少し心がけてみようかな、と思うところがありました。

2014/03/18

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