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明るい食品偽装入門

明るい食品偽装入門

明るい食品偽装入門

作家
魚柄仁之助
出版社
サンガ
発売日
2008-09-01
ISBN
9784901679930
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明るい食品偽装入門 / 感想・レビュー

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ジョニーウォーカー

なんでも、昔のお坊さんは肉類を食べてはイカンということで、豆腐を油で揚げた「がんもどき」を創り出したのだそうだ。もともと日本人というのは、こういう“食品偽装”の天才だったのかもしれない。卵を産まなくなったブロイラーを地鶏並みの肉質に変える裏ワザから、赤身肉にサシを入れて霜降り牛肉にする荒ワザまで、お財布にもカラダにもやさしい、明るく楽しい家庭の知恵を集めたレシピ本。著者が食文化研究家なだけあり、食に関するトピック・コラムも非常に面白く、普段料理をしない人にもおすすめです。読友推薦本。

2011/02/12

Humbaba

メーカが安い食品を高価な食材であるかのように売るのは犯罪だが,消費者が創意工夫によってそれをやるのは犯罪ではない.むしろ,努力の結果として誇るべきことである.それにより豊な食生活を楽しめるのならば,それにまさる幸福はないだろう.

2013/01/07

kenitirokikuti

図書館にて。ややイカついタイトルだが、2008年刊行。リーマンショックやらなんやらで食品偽装事件が目立ってた頃であった。帯の文句〈この本のタイトルは『食品偽装入門』となっおりますが、これは世間のマスコミを茶化しているだけでして、本当は台所の工夫術なんですな。〉と著者本人が。焼肉では良い牛脂を使えば美味くなるが、同様にポン酒に酒粕を加えて数日置く、鶏卵黄を濃い塩漬けにしてカラスミ化、といった小技集。とんぶりキャビアするには、単に塩を振ると浸透圧で割れてしまうので、先に油で和えてから後で塩を振る、など。

2024/11/03

ちいくま

まともペットボトル茶とニセマヨネーズは是非試したい。確かに「どっちが偽物なのか」と思いますよね。疑問→仮説→実験→失敗→再実験、の過程が読んでいて楽しいし。

2015/05/04

ゆうこ

こんな食品偽装なら大歓迎。ただ、工程がなかなか大変そうなので、相当な執念がないとできなさそう。

2015/01/17

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