REQUIEM World Trade Center
REQUIEM World Trade Center / 感想・レビュー
姉勤
消失。今は無いワールドトレードセンターのツインタワービル。アメリカの力の象徴として様々なシーンで使われてきた。1960年代に建設が始まり、1972年より、移り変わるニューヨークの人々街並みを見下ろし、立ち続けてきた。移民という、それぞれの故国を追われた人々が、モザイクのように棲み分けた新天地。今度こそ追われぬよう、何が何でも守るべき居場所のため、時に問答無用に外に牙を向ける。そしてその代償として2001年9月11日嘘にように崩れ去った。まさにそんな未来が嘘の様な、かつてのニューヨークが切り取られた写真集。
2015/12/27
Yasutaka Nishimoto
同時多発テロで崩れ去ったWTC。その建設の様子が日本人カメラマンによって記録されていた。後にランドマークにもなるこの風景が、 いまはもう見られない。
2016/03/07
よし
片岡義男さんとの共著で知った佐藤秀明さんの写真集です。WTCがつくられていた頃の写真が中心で当時のNYの雰囲気が伝わってきます。建築家の黒沢隆さんの文もとても興味深く読むことができました。
2010/01/18
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