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宇宙のかたすみ

宇宙のかたすみ

宇宙のかたすみ

作家
アン・M・マーティン
金原瑞人
中村浩美
出版社
アンドリュース・プレス
発売日
2003-07-01
ISBN
9784901868075
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宇宙のかたすみ / 感想・レビュー

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ぶんこ

内気な12歳になったばかりの少女ハッティ。下宿屋を営む両親の手伝いをして、住んでいる町ミラートンが大好き。存在を知らなかった叔父アダムが、施設の閉鎖で帰ってきたひと夏の出来事です。発達障害なのでしょうか、興奮しやすく、制御が効かないところから、周囲の冷たい目にさらされ、苦悩する家族。それを、まだ理解出来ないハッティは、みっともないから隠していると誤解して、お祖母様に黙って夜の移動遊園地に誘います。 そこでのアクシデントで暴れてしまったアダム。 ハッピーエンドの物語ではありませんが、家族愛に満ちていました。

2014/07/05

星落秋風五丈原

。アダムはハッティにこんなことを言います。「きみはぼくたちの宇宙のすみっこをめくってみることができる人だと思うよ」悲しいことがいっぱいあった夏、でもハッティはそのアダムの言葉の意味が分かるまでに成長した。

2005/01/05

あおのり

小学校高学年のとき読んだかな。表紙が綺麗だから、読んだ。中身はそれと、大違い。醜くく、もどかしく、美しい世界。

るりこ

主人公の少女が内気で引っ込み思案な性格という部分が正に私自身の様で、自分に重ね合わせて読んだ記憶があります。 この本に少しだけ勇気をもらえた気がします。

yuri9976

12歳の内気な少女ハッティの、忘れられない夏の思い出。といっても恋愛じゃない、心が震えるような人との出会いと、切ない結末。読んでいて私も12歳になった。戻ったというよりも12歳の自分を思い出したという感じ。周囲の人からはオカシイよといわれても、私にとってはかけがえの無い、そんな大切な人がいる。大人になると自分の感情や行動に理屈をつけたくなるけど、そういうのを忘れてもいいんじゃないかな~とちょっとだけ思った。久しぶりに物語(しかもカテゴリは青少年向けらしい)を読んだ。すてきな物語だった。

2012/04/27

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