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Lilly

Lilly

Lilly

作家
志賀理江子
後藤繁雄
中島英樹
出版社
アートビートパブリッシャーズ
発売日
2007-12-31
ISBN
9784902080131
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Lilly / 感想・レビュー

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Roy

★★★★★ なんと言っても光が煌やかである。全体像は靄がかり心霊現象のように見せながらも、被写体を取り巻く閃光に殺され、一枚一枚じっくり見入りゆっくり捲ってしまう。その閃光はティンカーベルの纏う光粉の如くはらはらと散るのだが、とても強く発光しているのだ。それを見ているだけで幻想的な脳内トリップへと誘われるのだけれども、出会うのはそいつ等光の国の住人だけでなく、廃材のように積み重ねられた人間や気味悪く並んだ手足もいたりして、おぞましさをも伴うトリップに、一種のトランス状態となった。

2009/05/26

TOMYTOMY

エクトプラズムと人物。不気味さとエネルギー

2019/05/05

かりん

5:この人の写真はとても好きです。静かで暗くて幻想的だけどリアル。闇の中の光をぼんやりと立ち上がらせているけれども、残るものは鋭い。年200冊記念にと思っていたけど、171冊目にしてフライング(笑)

2008/10/26

yssogswr

「螺旋海岸」へとつながる手法、モチーフ、方法論がすでにこの時点で作品から浮かび上がって見えるのが興味深い。

2014/12/03

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