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スケッチブック

スケッチブック

スケッチブック

作家
植田真
出版社
ゴブリン書房
発売日
2006-05-01
ISBN
9784902257076
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スケッチブック / 感想・レビュー

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やすらぎ

大きな木の下、いつもと変わらない帰り道に置かれた一冊のスケッチブック。強まる風に舞い落ちる楓の葉、ここにある今感じるものを描いていたい。風の音、花ひらき、星きらめく。世界の多様さに答えはひとつじゃないけど、この世界はたったひとつ。かけがえのないものはたくさんがあるけど、わたしはひとり。鳥は一斉に羽ばたいて行ったけれど、大切なのはあなたとわたし。伝えたいことはたくさんあるのに、うまく言葉にできないから。青い空に浮かぶ雲はひとつになっていく。小さな丘を越えて、やさしい風に乗せて、この想いをどうか届けてほしい。

2023/01/29

tokotoko

「この本を読んでくれた子供たちが、自ら感じとったことで、自分らしいお話をつくってほしい」。植田さんが、こんな願いをもって描かれた絵本です。双子の女の子と、一人の男の子の小さなかげぼうしから聞こえる、可愛いおしゃべり。お話はいつのまにか始まってます。いつもの帰り道。この子達がふと見つけたのは、スケッチブック。何が書いてあったのでしょうか?ここからは、読んでのお楽しみです。読みながら、3人と植田さんと、内緒話いっぱいしてね!読み終わって、もしお天気がよかったら、ちょこっとお散歩に・・・出かけてみてね!!

2015/02/20

mntmt

青色…私は、バクに見えました。鳥のスケッチが一番好きだな。持ち主は、どんな人だろうと想像を掻き立てられました。

2015/09/14

おはなし会 芽ぶっく 

双子の女の子と少し臆病な男の子が木の下で見つけたスケッチブック。自然の風景や街並みが描かれ、更には英語で誰かに宛てた文章が…。 『大人が読みたい絵本500』 https://bookmeter.com/books/10792865 で紹介されていた。【誰かと一緒にいたいとき】

2021/02/05

ののはな

植田真さんというので迷わず借り。双子の少女と、少年がみつけた1冊のスケッチブック。めくってみると…そこに広がる幻想世界。描かれた絵に、それぞれの印象を語る対話が添えられる。少女たちの視点、少年の視点。すこぅしずつ違っている。少年のまなざしに近い私だった。この作者らしい、空気の流れを感じる。

2012/02/25

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