今どきの大人と子どもの本 (木城えほんの郷ブックレット)
今どきの大人と子どもの本 (木城えほんの郷ブックレット) / 感想・レビュー
さとさとし
児童文学評論家、赤木かん子子供と本についての講演を書き起こした本。子供に読んであげる本を選ぶのが難しくて…と言ってきたお母さんに、図書館に行って好きな本を探してこさせればいいんです。大人の自分が優れた本を知っているというのはただの思い上がりですよ。子どもが面白いと言ってくれてもそれは本当かわからない。空気を読むのがうまい子は、ああ大人はここで面白いと言ってあげないと傷つくなとわかってしまうとか。本好きの親には(たぶん)耳が痛いことこの上ない内容でちょっとビビる。
2019/05/31
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