静岡百景

アルラ

「暖かく、温和で、美しい、静岡の新しい百の楽しみ」横長のハンドブックに富士山の姿と静岡百景のデザイン文字がナイス。ええ地元ですとも！知ってるところもたくさんあってなんだかこそばゆいけど、こうして見ると穏やかなうちらの街を皆さまにおススメしたくなる。甲斐さんの文章はやわらかでとても魅力的だし、和田さんの写真も美しい。説明やら数字やらがゴチャゴチャなガイドブックとは違う余白が贅沢だ。丁寧にゆっくりとながめていたい。美味しいものもたくさんあるし通過するだけなんてもったいないのよ。♪しぞ～かよいとこ一度はおいで♪

2012/09/14

マツユキ

富士山の麓の町で生まれ育った文筆家、甲斐みのりさんによる静岡のガイドブック。と言っても、良い意味で、情報少なめ、美しい写真と相まって、想像が膨らみます。作家ゆかりの地や、聞いたことのない建築家による建物で、歴史に触れたり、作者の子供の頃からのお馴染みの場所、比較的、新しくできたお店などもあり、静岡に生きる人々の心意気に触れ、楽しい一冊でした。静岡おでん、食べてみたいなあ。行きたいなあ。

2020/04/11

きゅー

名古屋から東京へ行く新幹線で感じる永遠の静岡県の時間。ここをショートカットできたらどれだけ楽かなどと考えたこともある。しかし本書を読みそんな気持ちを抱いたことに申し訳なく感じた。静岡にこんなに素晴らしい文化と芸術が根付いていることを知らなかった。大岡信ことば館、hal、クレマチスの丘、丁子屋、ねむの木こども美術館などなど。詳細なガイドブックにはない、ここからイメージが広がる新しいガイドブックのあり方。

2024/04/18

みどりの本棚

静岡百景。まさしく私の行動コース。

2019/05/13

ふじ

ロマンにあふれた一冊。古い洋館やキッチュな喫茶店（「どんぐり」行ってみたい！）、美術館に動物園に居酒屋…。バラエティ豊かなセレクトと、美しい写真にわくわくします。小さい判型ながら写真は大きく、ゆったりとしたレイアウトなのも良いです。著者の誠意がつたわる静岡ガイドブック。

2012/08/06