〈建築〉としてのブックガイド
〈建築〉としてのブックガイド / 感想・レビュー
きゅー
建築は全く関係なく、玄関、廊下、中二階、ベランダなどのイメージがもたらすイメージをもとにしたブックガイド。面白いコンセプトだと思って読み始めたけど、執筆者が偏っていまいか。30代以下の若くて、造形芸術に関わる人が多い気がする。その上、あまり本を読んでいない人も何人か含まれていないかな。選んでる本に疑問を感じることが何度もあり、ブックガイドとしてあまり参考にならなかった。
2011/08/01
もた
玄関、リビング、トイレ、キッチンなど、<建築>をテーマに、さまざまなジャンルの人たちが選書をしている。 個人的には、廊下担当の大澤聡さんのパートが、コンセプトに合致していて面白かった。 個別の文章で一番好きだったのは、西尾佳織さんの『青い花』を紹介したもの。丁寧に読み込んでいることが伝わってくる文章。 ブックガイドや書評は、次の本へのただの通過点ではなくて、紹介される本がどれだけ真剣に読まれたか、それに値するものであるかどうかを知るためのものでもあるんだな、と感じた。
2012/05/05
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