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まねぶ美術史

まねぶ美術史

まねぶ美術史

作家
森村泰昌
出版社
赤々舍
発売日
2010-08-17
ISBN
9784903545615
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まねぶ美術史 / 感想・レビュー

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sofia

たぶん読メの中で一番この本に詳しいと思う。2010年の森村泰昌展を実際にじっくり見ている。絵がペアになっていて、キャプションにコメントが添えられていた不思議な展覧会だった。森村氏の若いころの作品がちゃんと残されていて、だれに影響があったかがわかる。そして最後の部屋には電気服の中に入った森村氏の写真と田中敦子の電気服という衝撃。この本で昔のことを思い出した。

2020/03/14

Yuko

< 16歳から2010年の最新作まで、森村泰昌の秘蔵作品60点と、当時森村が影響を受けた美術史上の作品を並べて提示し、「まねぶチカラ」を魅せる。新しい美術史を提唱する書。> 2010年 アーティゾン美術館で森村さんの作品を見て、変装する変わった人というイメージがひっくり返されました。 本を読む課題で10冊借りてきて、未だ亀🐢のような歩みで・・読書中。 今は尊敬する人に! 一冊目、「まねぶ」・・わたしの真似っこも外れてはなかったのだ!

2021/12/22

ひなにゃんこ

★★★☆☆ 先人の作品を「まねぶ」ことで、自分の表現法を模索してきた森村さん自身の「美術史」。初めてのデッサンから最近の作品まで、時代時代の様々な芸術家の作品と、それに影響を受けた森村さんの作品を並べ、短いコメントがついている。合間には当時を振り返るエッセイも。 「まね」とは言え、森村さんの作品には、ただの真似ではない力が宿っていたり、声にならない叫びが聞こえて来そうだったり、まさに一人の美術家の苦闘の歴史。文章も、平易で詩的で言葉が美しい。芸術家を目指す若い人にもオススメ。真似から入ったっていいんだ。

2011/02/04

はにわ

自分はどこにでもあって、どこにもない。 相似のなかから自己を見つける。 現代に追いつこうとしたって。 現代にいるはずなのに、現代に追いつけないで終わる学生は多い。 パリからソーホーへ、たどり着けずに終わる。 本当に、美術を目指す若い人に読んで欲しい。

2012/11/04

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