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赤い鯨と白い蛇

赤い鯨と白い蛇

赤い鯨と白い蛇

作家
冨川元文
出版社
クリーク・アンド・リバー社
発売日
2006-12-01
ISBN
9784903679006
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赤い鯨と白い蛇 / 感想・レビュー

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あつひめ

表紙の古民家をみて、あー…こんなところに行ってみたいな。こんなところで、今の自分とは違う暮らしがしてみたいなと思った。脚本家さんらしく、物語には登場人物のそれぞれの時の流れが平行して進む。現実では、人の心なんて覗けない。その心の中を登場人物と共に体験した感じ。特別なことは無いようだけど、この家を中心にそれぞれの世代の女たちが抱えてる問題にお互いがそれとなく触れていく。生きている人の数だけ物語がある。それを思わせてもらった気がする。

2013/09/03

みぎー

とてもよかったです、綺麗な文章

2014/09/24

daijyu38

タイトルと装丁にひかれて古書店で本日購入。私とあの人をつなぐたくさんのキーワード。私の正直は何だろう・・・。いつかあの人とこの本の風景を辿れたらいいな。

2014/01/07

jupiter68

これ映画の原作なんですか? 途中会話が何か好きになれな。本当の日常なんだもの。読書をすることにより、自分では体験できない世界に連れていってもらいたいと思うが。日常ではそれがない。 終りまぎわになると、千葉県館山市の海の描写などなかなか体験できないところに連れて行ってもらったという感覚になった。

Ramgiga

70, 50, 40, 20, 10歳台の五人の女性が、たまたま房総半島の先の古民家に集った三日間の物語。戦争中帝都東京を守るために潜水艇特攻隊基地のあった地の記憶が重層し生きる意味を問いかける。そして、それぞれ何かを得て巣だって行く。映像化に向いてそうと思ったら、同じ表題で2005年に映画化されていた、というか映画化のあとで脚本に基づいて小説化されたらしい。

2018/01/23

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