名文で巡る国宝の阿弥陀如来 (seisouおとなの図書館)
名文で巡る国宝の阿弥陀如来 (seisouおとなの図書館) / 感想・レビュー
KAZOO
小さい時から仏像が好きで、一人で中学のころに東京から奈良や京都に行ったものでした。最近「古寺行こう」というシリーズを読み、この本も読んで再度行きたくなりました。この本では国宝の阿弥陀如来について書かれた作家さんたちの文章が掲載され「旅の手引き」という項目が付随しています。白洲正子さんの平等院、浄瑠璃寺の井上靖、法隆寺の和辻哲郎などの名文が訪ねてみたい気持ちを掻き立ててくれます。
2024/03/17
Junko Yamamoto
平等院のエッセイが複数取り上げられていたが、狭く平等院だけを取り上げず、朝日山の景観もふくめて稚郎子の悲しみを描いていたのは白州正子で、さすが視点が広くその土地に染み込んだ悲しみを紡ぎ出している。
2021/06/18
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