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遊牧夫婦

遊牧夫婦

遊牧夫婦

作家
近藤雄生
出版社
ミシマ社
発売日
2010-07-12
ISBN
9784903908205
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遊牧夫婦 / 感想・レビュー

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ジュースの素

長旅モノは、自分勝手になったり妙にイケイケドンドンになる作品がある。これももしかしたら?と危惧しながら読み始めた。近藤夫妻の旅と文は冷静で上品さも漂う優れものだった。オーストラリアから東ティモール、インドネシアまでがこの巻に入っている。じっくりと同じ場に腰を据えて仕事を得ながら旅するという理想の姿。長い滞在にしろ旅人目線に違いなく、それはそれで一つの方法ではないかと割り切っている所もいい。オーストラリアの中に小さな別の国があったり、独立して二年の東ティモールの状況が見えたり とても興味深い。

2018/03/03

ぬらりひょん

検査の待ち時間に無事読了。5年の遊牧生活とあるのに、よく見るとこの本は最初の1年分だけだった。オーストラリアの車の売買のおおらかさに驚いたけど、一番の驚きは彼のもとこさん(=妻)への猛アタック!尋常じゃない。オーストラリアに留学中の彼女へ毎晩国際電話し、毎日メールし、数日に一度リアル手紙を送り、さらにファックスを毎朝送る。そしてその上実際オーストラリアへ会いに行く。もうストーカーを通り越してなんなんだ!それを受け入れたもとこさんはすごい。あまりにこの馴れ初めがキョーレツで他の感想が書けない。てことでした。

2016/07/11

モッタ

★★★★☆ 旅を暮らしに出来るという発想はなかった。日常が非日常であり、非日常が日常にほかならない。そんな旅暮らし生活は刺激あるものに違いない。おすすめ出版社であるミシマ社の代表作のひとつ!      ※図書館借り

2011/08/13

尋日

2003年から2008年まで世界を動き回り続けた夫婦の旅行記第一弾。動き続けると、人生が軽量化されていくのであろうなあ。憧れるけど、チキンだからなあ。虫とか鼠とかやだしなあ。まあ慣れなんだろうけど。ライフネットの出口さんの「人と本と旅からしか学べない」の言葉が反響する。

2014/09/07

スカーレット

楽しく読めました。旅をしながら生活するって憧れますね。楽しいだけでは無いようですが・・・世界は広いなぁwww。

2017/05/04

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