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愛と欲望の雑談 (コーヒーと一冊)

愛と欲望の雑談 (コーヒーと一冊)

愛と欲望の雑談 (コーヒーと一冊)

作家
雨宮まみ
岸政彦
出版社
ミシマ社
発売日
2016-08-25
ISBN
9784903908809
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愛と欲望の雑談 (コーヒーと一冊) / 感想・レビュー

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Y

愛というか欲望の話が主だった気がする。岸さんが大学の生徒に苦しい不妊治療の話をしたときにアンケートに「嫁自慢乙」って書かれたエピソードが胸にこたえた。ほんと今の世の中って持ってない人が持ってる人を攻撃する風潮が年々強くなっているけど、それだけ被害者意識の強い人が多いってことなのか。ページ数は少ないけどものすごく密度の濃い雑談だった。雨宮さんと岸さんのタッグまた何か見てみたいなあ。誰かとじっくり話をしてみたくなる一冊だ。豊かな会話は人生にうるおいをもたらす。

2016/10/20

ai

「言語化すると価値が減る、出会いの中で一番価値が低いのは結婚相談所」という風潮とか、しょっぱなから納得することがたくさん。漠然と感じていたこの世の中の生きにくさというものは一体なんだったのか、理解できただけでちょっとスッキリ。この2人の雑談、永遠に読んでいたいのだけど、もうまみさんいないから涙涙涙。岸先生の本も読みたい。

2018/05/30

水色系

ずっと聴いていたい雑談だった。雨宮さんの、 ボロボロにされて捨てられた三年後ぐらいじゃないと「あっ、別にあんな人、全然欲しくなかった!」ってわからないですね。欲望の真っ只中にいるときは、死ぬほど欲しいです。(P13)っていう一言の直球ぶりというの、好きだわ。こっそり紛れこんで、せやな、とか相槌を打ちたい。雨宮まみさんの本、読んでみたいな。

2021/06/25

だーぼう

感傷に浸る隙が見当たらなかった…岸さんをリスペクトしつつ、俄然地が飛び出す雨宮さんの様子は必見!ブログに感想を書きました。

2017/03/29

りんだりん

「コーヒーと一冊」はシリーズものらしい。京都にある小さな出版社が手掛けているらしい。ダンボールみたいなカバーと、それなのに1000円という値付けに強い意志と自信を感じて手にとってみた。中をめくってみると雨宮まゆさんと岸政彦さんの雑談という名の対談のみが掲載されているだけ。これで1000円?いやいや、でも面白そうだし、応援したくなる感情が湧き出てくるなぁ。ということで購入。結論、独特の空気感、そして面白い。雨宮さんに興味が湧いて調べてみると2016年に亡くなられていた。今度は雨宮さんの本を読んでみよう。★4

2021/12/03

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