はじめての編集 [単行本]
はじめての編集 [単行本] / 感想・レビュー
えちぜんや よーた
特に琴線に触れた箇所を引用しておきます。 1.P244「既知のものを土台にしてのみ、未知が了解され、衝撃を与える」(引用の引用です。出典は19世紀のフランスの詩人だそうです)2.p245「過去のことと外のことを知る、これが勉強の本質ではないでしょうか?」
2012/07/09
しんこい
雑誌や書籍に限らず、Webでもイベントでも編集という行為がある、というのはなるほどと思いましたが、自分が読みたかった分野とはちょっと違いました。せっかくの説明も図版小さくて分からないのが残念で、もともと講義だったそうですが、本向けではないですね。
2016/05/07
ステビア
なかなか。デザインやアートにもっと触れたくなる。
2015/04/23
パブロ
「編集者は何もできない人である」。だからこそ、一流のカメラマンやライター、デザイナーを使うことにより表現することによって「編集」するんだと著者は断言する。うん、そうそう、その通り。ここでもう目からウロコが落ちまくり。そして、「編集とは『だれかに、なにかを、魅力的に伝える』という目的を持った行為」であることを教え諭してくれる懇切丁寧な本。「あなたの人生があなたの最高の編集物」とは、おみそれいたしました。編集って何だろう?って人も、現在編集者の人にもオススメ。私も改めて編集の奥深さを知りました。
2012/05/07
しろ
☆6 人は編集する生き物であり、いま最も編集しなければならないのは、その人自身である。編集は、言葉、イメージ、デザインの三つから成り立っていると言う。著者は様々な雑誌を手掛けた編集者で、それだけに豊富なネタを持っている。著者のかかわった雑誌や、その他の刊行物、さらには本でもないものまで取り上げて、「編集」という行為を取り上げる。やはり大事なのは、組み合わせと熟考と柔軟さ、だと感じた。引き出しが多いので、読み物としても楽しめる一冊だった。
2012/03/31
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