大阪の神さん仏さん
大阪の神さん仏さん / 感想・レビュー
mitei
大阪の歴史から宗教観がよくわかった。そして対談形式なのでわかりやすい。
2015/12/20
三平
宗教学者でもあるナニワの坊さん釈徹宗 と天神祭研究の第一人者高島幸次による対談形式の講座をまとめたもの。 人口に比する神社の数が全国ワースト2位になる程、神社の数が少ない大阪。それなのに何故天神祭をあれ程盛大に祝うのか。 その鍵は、天神信仰は国家に統制された神道とは元々別の反体制的な信仰として成立したこと、それに学問よりも疫病退散の神として崇められていたこと。権力の意向と民衆のニーズに合わせていく宗教としての姿が興味深い。
2017/02/08
大阪魂
大阪で有名な宗教研究家?釈さんと高島さんの対談録!ほんま面白かった!神さんのお話では、大阪で夏祭りが多いのは大都市の特性!とか、天神さんの頃に食べるのはハモ、白天、カイワレや!とか、ご鳳輦と鳳神輿と玉神輿の役割分担とか、ほんま天神祭中心に大阪の神社トリビアって感じやった!お寺はお寺で、大阪商人気質は、大阪本願寺とか寺内町の伝統のおかげ、プロテスタントに通じる浄土真宗から生み出されたからやゆう話に、なるほどなあーって!大阪の成り立ちについてほんま勉強させてもろた!!中之島大学いってみたいなあー
2017/06/03
sayzk
大阪の神社仏閣のガイドブックかと思ったらぜんぜん違います。大阪の神社、寺、それも真宗との歴史的な関係を対談形式で進めます。 それにしても私はこの釈徹宗と言う人、テレビで見た緩めの語り口から誤解してました。前に読んだ「おてらくご」もこの本も優しい部類なんでしょうね。他の硬めの題名の本はかなり読解に努力が要りそう。
2020/07/18
Junko Yamamoto
大阪にはお寺が多いことが経済とつながる分析が面白い。
2017/10/25
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